[BOOKデータベースより]
人生の根底に革命を起こす「深い」勉強、その原理と実践。勉強とは、これまでの自分を失って、変身することである。だが人はおそらく、変身を恐れるから勉強を恐れている。思想界をリードする気鋭の哲学者による本格的勉強論。
第1章 勉強と言語―言語偏重の人になる(勉強とは、自己破壊である;自由になる、可能性の余地を開く ほか)
第2章 アイロニー、ユーモア、ナンセンス(自由の余地は、「浮いた」語りに宿る;ツッコミ=アイロニーとボケ=ユーモアで思考する ほか)
第3章 決断ではなく中断(現状把握から問題化へ、キーワード出しへ;キーワードを専門分野に当てはめる ほか)
第4章 勉強を有限化する技術(専門分野に入門する;読書は完璧にはできない ほか)
結論
補論
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★プロ書店員レビュー★
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勉強のすすめ、あるいは自由への誘惑。
同調圧力から外れ、今の環境から自由になるために勉強を深めようと誘うディープ・ラーニングのすすめ。深く勉強するとはどういうことか、その原理をまとめた。著者は2013年刊行の『動きすぎてはいけないジル・ドゥル−ズと生成変化の哲学』で紀伊國屋じんぶん大賞を受賞している哲学研究者。この本も、ドゥルーズの哲学やラカン派精神分析、分析哲学等を背景としたものだが、その学問的な説明は巻末に添えられるだけで、本文は哲学の専門的知識がなくても十分に読める文章になっている。加えて後半の「実践編」には〈「まとも」な本を読むことが、勉強の基本である」〉として、読むべき本の選び方、本の見分け方が書いてあり、学問へのアクセスガイドになっている。敷居は低く、視野は広く。知的であることを楽しむための明るい勉強論。
レビュアー:野上由人 / リブロ / 男性 / 40代
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勉強ができるようになるためには、変身が必要だ! なぜ人は勉強するのか。勉強の本質とは何か。勉強の概念を覆す哲学的勉強論。