[BOOKデータベースより]
東京の大学を出て関西の大手メーカーに就職し、奈良県は大宇陀の旧家の婿養子となった伊佐夫。特筆すべきことは何もない田舎の暮らしが、ほんとうは薄氷を踏むように脆いものであったのは、夫のせいか、妻のせいか。その妻を交通事故で失い、古希を迎えた伊佐夫は、残された棚田で黙々と米をつくる。
[日販商品データベースより]関西の一流メーカーに就職して、妻の里に身を落着けた伊佐夫。妻の不貞と死の謎、村人への違和感を飼い馴らしつつ、緑したたる田園で老いてゆく…。ラスト数瞬が目を奪う長篇小説。
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現代人は果して土に還れるのか。都会から斑惚けの村落に舞降りた男。妻の死の謎を抱えて土塊と対話する日々。そして茫然自失の終末!