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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4)
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- Katsuei
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適性と適応
個性だとか独創性だとか言うが、依然として社会は、均一な人間を製造する仕組みになっており、異端児を排除しようとしている。
適性とは何か、適応とは何か、価値観とは何か、社会貢献とは何か、そう言う課題について、究極的な人物像を見事に描き出している作品。
たとえ他社と異質であっても、強い信念を持って歩む事の重要性を説いているのだろうか?
- ねこずきん(いつかは書店を経営したい)
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共感しつつも怖くなる
「普通」がわからなくて、何が普通か、他人にどう見られているか、気になる人、手をあげて?
ただそれが自分にとって楽なスタイルなのに、外野がうるさくて煩わしいと思ったことある人、この指とまれ!
そんな人はこの主人公に、「そうそう、その通り」と共感するかも。
でも、その反面、身持ちを崩しそうな、何か罪を犯しそうな、そんな危なっかしさも感じます。
私はドキドキしながら読みすすめました。みなさんはどうですか?
[BOOKデータベースより]
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。
[日販商品データベースより]36歳未婚、古倉恵子。コンビニ勤務18年目。コンビニこそが、私を世界の正常な部品にしてくれる…。「普通」とは何か。現代の実存を軽やかに問う衝撃作。〈受賞情報〉芥川賞(第155回)