- ペルシア王は「天ぷら」がお好き?
-
味と語源でたどる食の人類史
The language of food.- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2015年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784152095640
[BOOKデータベースより]
日本料理を代表する「天ぷら」は、ポルトガル語の「tempero」が語源だといわれているが、歴史をたどると意外な国に起源が…。そのほか、ケチャップの起源となった思いがけない調味料、シチメンチョウが「ターキー」と呼ばれる理由、高級レストランとチェーン店をメニューで見分けるコツなど、スタンフォード大学で言語学を教える著者が、食と言語にまつわる驚くべき史実をつまびらかに語る。古今東西の料理本、ウェブ上の100万件のレストラン・レビューなど、ありとあらゆる情報をリサーチして著した傑作ノンフィクション。世界に伝播していった古典的なレシピも満載。
メニューの読み方
アントレ
シクバージから天ぷらへ
ケチャップ、カクテル、海賊
トーストに乾杯
ターキーって何のこと?
セックス、ドラッグ、スシロール
ポテトチップと自己の性質
サラダ、サルサ、騎士道の小麦粉
マカルーン、マカロン、マカロニ
シャーベット、花火、ミント・ジュレップ
太って見えるのは名前のせい?なぜアイスクリームとクラッカーの商品名は違うのか
なぜ中華料理にはデザートがないのか
「天ぷら」の元祖は古代イランの王宮生まれ? ケチャップからトーストまで身近な食べ物の語源を探れば、知られざる人類史が明らかに