タイワンイノシシを追う

民族学と考古学の出会い
フィールドワーク選書　７

臨川書店
野林厚志　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2014年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784653042372

内容情報

[BOOKデータベースより]

台湾原住民族の村で遺跡の“なぜ”に迫る。現地の狩猟者に密着し、遺された骨を分析する。そして明らかになった狩猟と社会の関係とは？

第１章　エスノアーケオロジーとの出会い（自然人類学の選択；エスノアーケオロジー）
第２章　根栽農耕はどのように遺跡化されるのか（台湾のヤミ族の調査を始める；根栽農耕の過程を把握する；出小屋のエスノアーケオロジー）
第３章　台湾原住民族の社会への関心（原住民族研究のコミュニティ；ヤミ族と台湾原住民族；外部者に翻弄されてきたヤミ族の人たち）
第４章　罠猟のエスノアーケオロジー（フィールドを変える；新たな調査計画を練る；初めて取り組む山の調査；肉にありつく）
第５章　ツォウ族の追跡猟をおいかける（データの限界；ツォウ族の調査；エスノアーケオロジーにおける比較の視点）

[日販商品データベースより]

台湾原住民族の村で遺跡の“なぜ”に迫る。台湾の原住民族社会でイノシシ狩猟に密着し、社会のあり方と狩猟の関係を明らかにするとともに、原住民族の人びとが置かれてきた現実についても率直な語り口で綴る。