[BOOKデータベースより]
リサイタルという形式を発明した「史上初のピアニスト」フランツ・リストは、音楽史上もっともモテた男である。その超絶技巧はヨーロッパを熱狂させ、失神する女たちが続出した。聴衆の大衆化、ピアノ産業の勃興、スキャンダルがスターをつくり出すメカニズム…リストの来歴を振り返ると、現代にまで通じる十九世紀の特性が鮮やかに浮かび上がってくる。音楽の見方を一変させる一冊。
第1章 神童の神話
第2章 スキャンダルはアーティストのトレードマーク
第3章 巡礼の年
第4章 失神したがる女たち
第5章 「ピアニスト」の誕生
第6章 グランドピアノはなぜ大きくなったのか
第7章 ショパンvs.リスト
第8章 四百人の弟子と後継者たち
第9章 知られざる晩年の肖像
この男こそ、「史上最強のピアニスト」だ! 聴衆の大衆化、ピアノ産業の勃興、スキャンダルとスターの関係……。リストの生涯をたどると、19世紀の実相が鮮やかに浮かび上がる。音楽の見方を一変させる一冊。
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