- 岩波茂雄と出版文化
-
近代日本の教養主義
講談社学術文庫 2208
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062922081
[BOOKデータベースより]
村上一郎が著した、熱情的で文士的な評伝『岩波茂雄 成らざりしカルテと若干の付箋』は、岩波書店の深層と出版産業の構造に肉迫する。日本型教養は、なぜ泥臭いのか?出版文化とアカデミズムの間には、正統性調達の「相互依存」がなかったか?岩波文化と講談社文化の対立の図式は正しいのか?近代日本社会史を再考する試み。
学術文庫版イントロ 村上一郎と『岩波茂雄』
岩波茂雄―成らざりしカルテと若干の付箋(予断;信州人;岩波は何を避けたか?;岩波の“戦争と平和”;岩波と部下たち ほか)
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本書は、岩波書店の創業者である岩波茂雄をめぐる分析『岩波茂雄成らざりしカルテと若干の付箋』(村上一郎著)と、解説(竹内洋)からからなります。
信州人である岩波茂雄はいかにして出版社を起こし、出版界を牛耳っていくようになったのか?その過程で何を利用し、何を切り捨てたのか?「岩波文化」と呼ばれる一大潮流を作り上げ、日本の教養主義を牽引したが、そこに問題はなかったのか?
おりしも、岩波書店の興隆は、近代日本の「学歴貴族」の栄光の時代に呼応しています。近代日本のアカデミズムは外来で急ごしらえのところが