[BOOKデータベースより]
1973年、葉月貴夫は5歳にして性器を切り取られた。しかしなお美しく健やかに成長した貴夫は、周囲の人びとのさまざまな欲望を惹き起こしていく―。彼は、果たして我らの煩悩を救済し給うのか?巨匠筒井康隆が、古今のありとある日本語の贅と、頽廃的なまでの小説的技術の粋を尽して、現代を語り、未来を断固予言する、数奇極まる“聖人伝”。
[日販商品データベースより]1973年、5歳の葉月貴夫は性器を切り取られた。しかし尚も美しく健やかに成長した彼は、周囲の人びとの様々な欲望を惹き起こしていく…。朝日新聞連載中から騒然たる話題を振りまいた問題作刊行。
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Monty23




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斜陽の匂いがする源氏物語調の神聖喜劇
古文風の言い回し、出てくる言葉の注が多い。この部分で遊びがあるのかと思いきや、参照されない部分に当て字・おそらく造語が多い。ところどころにスラップスティック調、全体に漂う退嬰的ムード。最後の部分でその雰囲気がどこからくるものか訴えている。枕詞の使い方が絶品?

























美貌ゆえに、変質者に性器を切り取られた少年は、周囲に様々な欲望を惹き起こしながら成長していく――。朝日新聞連載の問題作刊行!