- 一週間はなぜ7日になったのか
-
数学者も驚いた、人間の知恵と宇宙観
青春新書インテリジェンス PIー361
- 価格
- 1,016円(本体924円+税)
- 発行年月
- 2012年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784413043618
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[BOOKデータベースより]
いろいろな古代文明で、一週間を7日とする暦を使っている。ということは、神様は7日でこの世界をつくった、という神話ができる理由がある。人びとの生活のほうが先で、神話ができたのは後なのだ。暦に合うように神様は7日目に休んでいただかないと困る。神話より先に、人びとは7を大切にしていた、ということだ。その謎解きを、本書でしている。
第1章 ピラミッドに秘められた“黄金比”と“宇宙観”―抜群の観察眼と数学思考から生まれた建築技術(ピラミッドは数学的に見ても神秘の遺跡;“自然の仕組み”を考える二つの流れ;アラビア数字が世界を変えた;なぜ古今東西。奇数が大切にされるのか)
[日販商品データベースより]第2章 中世ヨーロッパで、科学や芸術が遅れた本当の理由―アラビア世界にあって、キリスト教世界にはなかった数字と発想(キリスト教と縁起の良い数・悪い数;自然界に共通する聖なる数と形;神と対立する科学)
第3章 ルネッサンスはアラビアのおかげだった―古代ギリシャ、エジプト、アラビアを経て花開いた数学発の文化(十字軍の遠征がヨーロッパの科学を発展させた秘密;ルネッサンスの担い手が科学者だったもっともな事情)
第4章 一週間はなぜ7日になったのか―人の一生を大きく左右した、天体運動の計算と暦(一週間は古代から7日だった?;コペルニクス的転回の真相と暦づくり;占星術・錬金術が発展させた科学)
第5章 心の中に生きる数学―信仰から音楽、絵画まで、いまにつながる数学的成果(生活に根づく月名や時間の由来をたどると…;数学者たちが愛した芸術)
「暦」をつくり、「数」を生みだし、「美」を計算する…。ベストセラー『冥途の旅はなぜ四十九日なのか』の著者が、古の人々が持っていた宇宙・自然への鋭い観察眼と、理系的発想力のすごさを浮かびあがらせた1冊。