[BOOKデータベースより]
デンマークのサムス島で自然エネルギーによる100%自給を目指す計画がはじまりました。風力発電、太陽電池…小さな風の島の物語。
[日販商品データベースより]デンマークのサムス島で、島でつかうエネルギーを、すべて自分たちでつくりだす計画がはじまりました。目指すは自然エネルギーによる100%自給。本当に実現できるのでしょうか? 実話を元にえがかれた小さな島の物語。巻末解説を読めば、エネルギー問題への理解が深まります。化石燃料や原子力に依存せず、くりかえしつかえるエネルギーを利用して暮らしたい。そんな思いを抱くすべての人に手にとっていただきたい絵本です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ひぐれのお客・初雪のふる日
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年07月発売】
- チャールズ・ダーウィン、世界をめぐる
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2017年09月発売】
- ここがわたしのねるところ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2022年02月発売】
- はらぺこねこ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2007年10月発売】
- きもちをこめて演じよう!366日のおんどく
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年10月発売】
震災後、あれだけ騒がれた節電と再生エネルギーも2年半経ってみると、今は原発の再稼働もありきへ向かっていそうな雰囲気。
震災後10ヶ月経ったところで、宮城県名取市からの帰路に新幹線を使い、東北新幹線は暖房が抑えられていたにも関わらず、東京で東海道線に乗り換えた時には車内が暑いほどの暖房で、節電はいずこに?と思ったことがありました。
『風の島へようこそ』は、日本では震災後に発行された本で、デンマークのサムソ島でどのように再生エネルギーが広がっていったかが描かれています。
最初は小さな声でしかなかった呼びかけも重ねるうちに賛同者が増え、自前でエネルギーを作り出すことができた人たちの声は自信に満ちているように感じました。
自らが考え自らが建設に携わった風力エネルギー、自分たちが作ったからこその責任と誇り、何でもそうなのかもしれませんが、時間がかかったとしてもそうしたプロセスが何よりも大事で、得がたいものなのかもしれません。
情報が常に更新され消費される社会に住んでいる私たちは、時々立ち止まって今何が本当に大切なのかを考えなくてはいけないのだろうと思うのです。
そんなきっかけを与えてくれる一つがやはり本であること、そんなことを思いました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】