[BOOKデータベースより]
桜坂劇場の地下茎は、80年代の琉球大学映画研究会まで伸びていた―桜坂劇場(沖縄県・那覇市)
居酒屋で稼ぎながら、小さな映画館をつくった洋さん―シアターキノ(北海道・札幌市)
名古屋シネアスト(映画人)の拠点―名古屋シネマテーク(愛知県・名古屋市)
市民が集う映画館は、映画よりおもしろい!―新潟・市民映画館シネ・ウインド(新潟県・新潟市)
おばあちゃんの映画館を守り通したい―進富座(三重県・伊勢市)
「世界の映画(シネマ・デュ・モンド)」を届ける場所―シネモンド(石川県・金沢市)
映画に憑かれた、ある写植屋の物語―シネ・ヌーヴォ(大阪府・大阪市)
“さすらいのギャンブラー”に終幕はない―RCS(京都府・京都市)
シネマ5館主曰く、「映画とは農である」―シネマ5(大分県・大分市)
高崎市で2つの事件を起こした男 「高崎映画祭」と「シネマテークたかさき」―シネマテークたかさき(群馬県・高崎市)
映画を愛するサラリーマンがつくった、究極のミニシアター―シネマ・クレール(岡山県・岡山市)
ユーロスペースは特別な映画館であるミニシアター史にとっても、ぼく自身にとっても―ユーロスペース(東京都・渋谷区)
ミニシアターの閉館が相次いでいる。しかしその苦境のなか、日々薄氷を踏む思いで“あの暗闇”を守る人たちがいる…。愚直で不器用な、全国12の映画人を訪ねる巡礼の旅。
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「ミニシアター」という言葉にはメインストリームにない、文化的な香りがしますね。本書は2003年まで東中野のミニシアターを経営していた著者が北海道から沖縄まで、文字通りの巡礼の結果を記した一冊です。「シネコンの増加や若者のアート系映画離れなど、ミニシアターの経営環境は厳しくなっている」・・・という使い古された台詞を吐く世間に対し、今もミニシアターを守り続ける人々の姿に迫ります。