南沙織がいたころ

朝日新書　３１６

朝日新聞出版
永井良和　

• 価格: 858円（本体780円＋税）
• 発行年月: 2011年09月
• 判型: Ｂ４０
• ISBN: 9784022734167

内容情報

[BOOKデータベースより]

「アイドル」であることに少女はなぜ違和感をもったのか？南沙織の熱烈ファンである大学教授が、蒐集し続けた資料をもとに徹底分析。異色の大衆文化論。

序章　沙織さんの歌声が聞こえる
第１章　「１７才」まで―爆音のなかで
第２章　デビュー一年目―歓声をあびて
第３章　２０才まえ―新しい音づくり
第４章　はたちをすぎて―アイドル歌謡とニューミュージックのはざま
第５章　歌声に耳をかたむける
第６章　それぞれのサオリたちへ―産声とともに
第７章　国のちから、家族のきずな―オキナワの声

[日販商品データベースより]

南沙織がデビューしてから４０年。瞬く間に人気者になった彼女だったが、「アイドル」という生き方を拒否した。笑顔の陰で、少女が必死に守ろうとしたものは何か。「サオリスト」の関西大学教授が綿密に追う。