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[BOOKデータベースより]
ホモエロス…男女のセックス・シーンがない「物語」の記号としての性表出とは、どのようなものだったのかを徹底分析。
1 「音」(登場人物名の謎;男性性の青豆あるいは「菊の契り」 ほか)
[日販商品データベースより]2 「記憶」(天吾の年上のガールフレンド;村上春樹の「物語」あるいは「物語」の「自然」 ほか)
3 「耳」(「物語」作家としての村上春樹;村上春樹の「十歳」の秘密あるいは「永遠回帰」 ほか)
4 「物語」(『星の王子さま』の蛇の謎;蛇あるいは村上春樹の「物語」の構造 ほか)
「ホモエロス…」男女のセックス・シーンのない「物語」の記号としての性表出とは、どのようなものだったのかを『1Q84』を通して徹底的に分析する!
村上春樹は、雑誌「幻想文学」3号(1983年)のインタビューで、「ノーマン・メイラーがね、これからの文学においてはセックスが、最後に残された可能性だって言ったけれど、いまやセックスといったって、なんにも無いですよね。(中略)だからこそもう一度、原点に戻って“おはなし”の世界にいきたいという気がするんですよ」と語っていた。
この「物語」の記号としての性的表出を、『1Q84』BOOK1という「物語」に拘泥して論じたのが本書である。