- アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う
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英国パラソル奇譚
ハヤカワ文庫 ＦＴ５３２
Ｓｏｕｌｌｅｓｓ．- 価格
- 880円（本体800円＋税）
- 発行年月
- 2011年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784150205324
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ユーザーレビュー （3件、平均スコア：5）
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ｔｏｕｚａｉ
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幻想的でありながらも文化を楽しめる作品
吸血鬼、人狼、人間。
幻想的な種族と人が織りなすサイバーパンク。
それぞれの価値観と倫理を融和させ、また、争わせる世界。
そんな中で育まれた文化は、現実的な人のそれをベースにしながらも、それぞれの種族の特徴を尊重し、時に否定し成り立つとても特異に思える物でした。
そんな中でも特徴的なキャラクター達が事件を解決しようと奔走する様は本当に楽しく、ワクワクします。
そして、やはりこの手の物語での肝に置かれるロマンスもまた、一癖も二癖もあるキャラクター達の価値観のせめぎ合いの中で進んでいきます。
とにもかくにも冒険活劇、凄く楽しめる一冊でした。
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ＨｏｎｙａＣｌｕｂ．ｃｏｍアンケート
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「新生活に役立つ本」レビューコメント
【テーマ：娯楽】スチームパンクとファンタジーの融合した世界が魅力的です。(divine／男性／３０代)
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hamachobi
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スチームパンク＋ハーレクイン・ロマンス？
裏の「ヴィクトリア朝の歴史情緒とユーモアにみちた、新世紀のスチームパンク・ブームを導く冒険譚」という言葉に惹かれて読んだ。確かにこれは面白いシリーズ。日本でも人気が出そうだ。
最近のトワイライト・サーガの流行に乗っかったわけではないだろうが、人狼や吸血鬼が出てくるこのシリーズは、かなり売れそうな感じ。しかもヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台にしていて、スチームパンクっぽい話でもあり、SF好きの人にも楽しめるシリーズになってる。
そういう自分もかなり楽しめた。定番の人狼や吸血鬼といった設定に加えて、蒸気じかけの人造人間みたいなのも出てきて、SF好きの心をくすぐってくれる。
それ以上の楽しみは、人狼のボスと主人公の女性とのロマンス。反発し合いながら惹かれ合っていく二人。なんだか、ハーレクイン・ロマンスみたいな話（読んだことないけど...）。きっと女性ファンも二人の関係にやきもきしながら楽しめるだろう。
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
１９世紀イギリス、人類が吸血鬼や人狼らと共存する変革と技術の時代。さる舞踏会の夜、われらが主人公アレクシア・タラボッティ嬢は偶然にも吸血鬼を刺殺してしまう。その特殊能力ゆえ、彼女は異界管理局の人狼捜査官マコン卿の取り調べを受けることに。しかしやがて事件は、はぐれ吸血鬼や人狼の連続失踪に結びつく―ヴィクトリア朝の歴史情緒とユーモアにみちた、新世紀のスチームパンク・ブームを導く冒険譚、第一弾。
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