- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 風待ちのひと
-
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2011年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784591124185
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 犬がいた季節
-
価格:880円(本体800円+税)
【2024年01月発売】
- 雲を紡ぐ
-
価格:847円(本体770円+税)
【2022年09月発売】
- 天の花 なでし子物語
-
価格:814円(本体740円+税)
【2022年07月発売】
- 犬がいた季節
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2020年10月発売】
- 今はちょっと、ついてないだけ
-
価格:682円(本体620円+税)
【2018年11月発売】
ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- 北区の太
-
不器用
この作者の描く主人公は、人生を上手く生きることが出来ない不器用な人が多い。この作品もその1つ。40歳を目前にした男女が徐々に惹かれて行くさまを描いた恋愛小説なのだが、この2人がまた不器用。ただ、不器用であるがゆえに応援したくなり感情移入する。この作者はこの手のストーリィ作りが抜群。不器用に頑張っている2人の生きざまに感動し、途中で何度も落涙。この作者の作品は公共の場では読まない方が良い。心が疲れている人にお薦め。
- ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【癒しの1冊】 人の人生は、10人10色。それでも、しっかり地に足をつけて生きている人の姿に教えられることがあります。
[BOOKデータベースより]
“心の風邪”で休職中の男と、家族を失った傷を抱える女。海辺の町で偶然出会った同い年のふたりは、39歳の夏を共に過ごすことに。人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、著者デビュー作。『四十九日のレシピ』にも通じるあたたかな読後感に心が抱まれる物語。
[日販商品データベースより]NHKドラマ化・10万部突破などで話題の
『四十九日のレシピ』著者のデビュー作!
“心の風邪”で休職中の39歳のエリートサラリーマン・哲司は、亡くなった母が最後に住んでいた美しい港町、美鷲を訪れる。
哲司はそこで偶然知り合った喜美子に、母親の遺品の整理を手伝ってもらうことに。
疲れ果てていた哲司は、彼女の優しさや町の人たちの温かさに触れるにつれ、徐々に心を癒していく。
喜美子は哲司と同い年で、かつて息子と夫を相次いで亡くしていた。
癒えぬ悲しみを抱えたまま、明るく振舞う喜美子だったが、哲司と接することで、次第に自分の思いや諦めていたことに気づいていく。
少しずつ距離を縮め、次第にふたりはひかれ合うが、哲司には東京に残してきた妻子がいた――。
人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、伊吹有喜デビュー作。
『四十九日のレシピ』にも似たあたたかな読後感に、心が包まれます。