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- 忍びの国
-
- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2011年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101349770
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
伊賀者の目に映るは銭。金の為なら人を殺め、益があると見なせば父子をも裏切る――伊賀忍者の典型像に、無門という男も合致する。へらりへらりとしていても、忍びきってのその腕前はまさに「絶人の域」。どこぞの武家よりかっさらってきた思い女国の尻に敷かれてはいても…。閃く刀身、猿臂の弓、極薄の手裏剣に土遁、火遁、毒針。無門らの忍びの術もさることながら、日置大善ら伊勢方の武将の闘いも大胆に描かれていて、下人の一人になったかの様なたまらない臨場感に震えた。目まぐるしい無門の動きも、文字であれば追える。情の無い伊賀忍者を中心に据えたからこそ見える、人間愛。無門が最後にやっと気付いたものは、当たり前であってそうでなかったものだった。未だ訪れたことのない三重、伊賀。彼らが駆けたであろう地を見て読みなおし、また違った感動を味わいたいと思う。(うすば/女性/10代)
- でこ
-
わだりゅーマジック。
忍者って生きる無法地帯なのね、と思ってしまうほど、なんでもアリの世界。
だけども史実をうまいこと取り入れ、けしてファンタジーにはなっていない。
つまり...最高にスピーディーで面白い!和田竜天才!!
[BOOKデータベースより]
時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた―。破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。「天正伊賀の乱」を背景に、全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。