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[BOOKデータベースより]
妻、南田洋子は、病院へ緊急搬送され、意識不明のまま、平成21年10月21日午前10時56分、帰らぬ人となった。あれから1年、いまだに後悔したり、死を考えたり、気持ちはあっちに行ったり、こっちに行ったり揺れ動いている。でも、洋子に「死んではだめだよ」と言われたからには、これからも生きていかなくてはならない。強く生きるために、これまでの人生に句読点を付けようと思う。この本は、遺書代わりに遺していきたいことを、全部書いた。
第1章 「洋子のばかやろう」(あまりにも突然の別れ;最期の四日間;洋子との別れ、そして舞台)
第2章 こみあがる悲しみ、怒り、後悔(密葬から葬儀、あわただしい日々;本葬;なくしてしまった洋子の形;句読点を付ける;悲しみの淵へ;洋子の遺言)
第3章 死を受け入れる(日課;死と解放;お盆の墓参り;土台がない)
第4章 老いて知った真実の愛(介護の日々を振り返る;洋子の恐怖感;最後のセックス)
第5章 遺書―人生の終焉に向けて(最愛の人を亡くした方たちへ;死を見つめて;洋子が贈ってくれたもの;遺書、そして)
最愛の妻に先立たれ、ひとり残された男は何のために生きるのか。妻・洋子を亡くした著者が、深い悲しみから回復し余生を生き抜く日々を綴る。「待ってくれ、洋子」に続く慟哭の感動手記。長門流老後指南書でもある。
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[商品紹介]
僕は死に対して用意がなさすぎた
ベストセラー『待ってくれ、洋子』から1年。最愛の妻に先立たれ、ひとり残された男は何のために生きるのか。深い悲しみを潜り抜けた先に見つけた余生とは。