[BOOKデータベースより]
バブルに浮かれた時代の裏側で本当にあった革命と戦争の話。「日本の89年革命」を牽引した「法大黒ヘル」の元リーダーの回想記。これまで誰も語らなかったセクト対ノンセクトの内ゲバの実態、現在に続く「共産主義崩壊」後の運動の源流がはじめて明らかになる。
ガラパゴス諸島の闘争―あまりにも長いので最後に読んだ方がいいかもしれない「まえがき」
第1部 中核派の最大拠点校(じいさんは革命家;兄ちゃんも革命家;就職率が一番低いのは…文学部哲学科だ! ほか)
第2部 開戦!中核VS黒ヘル(おれが文学部自治会の委員長!?;“KGBの大佐”がやってきた;下手すりゃ殺されるよ ほか)
第3部 黒ヘルの帝国(激動のレニングラード;黒ヘルの大親分;OBのくせにストなんか煽りやがって ほか)
当事者の証言!!
団塊世代の学生運動史については、いままで数多の書物で語られてきたが、その後の運動、特に共産主義崩壊前後の学生運動についてはほとんど語られてこなかった…。
バブルに浮かれた時代の裏側で本当にあった革命と戦争の話。
学生運動のメッカ、法政大学の「黒ヘルのリーダー」として80年代から90年代にかけて運動を牽引した著者の回想記。これまで誰も語らなかったセクト対ノンセクトの内ゲバの実態、「共産主義崩壊」前後の運動状況がはじめて明らかになる。