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- 中国の異民族支配
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2009年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087204995
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[BOOKデータベースより]
孫文、蒋介石、毛沢東…。中国近現代史に登場したキーパーソンの言葉を検証して、中国の異民族支配の根底にある、清朝以前から変わらない華夷秩序構造をあぶりだす。そこには、異民族を排斥する「華夷之辨」と、異民族をも併せ呑む「大一統」というふたつのバリエーションがあった。後者の流れをくむ「大家庭」の概念のもと、中国の多民族は一つというコンセプトをもって、異民族を支配しつづける現代中国。チベット、ウイグルなどでは漢民族の入植が進み、異民族の文化は危機にさらされている。報道統制を潜り抜け、民族蜂起、独立運動を背景としたテロ事件が散発的に伝えられるいま、その支配論理の根源を探る。
第1章 「華夷之辨」と「大一統」―排外と融和の中華思想
[日販商品データベースより]第2章 革命派対変法派―清朝末期“二つ”の中華思想の闘い
第3章 辛亥革命と五族共和―排外に始まり融和に終わった革命
第4章 コミンテルン、共産党と国民党の確執―民族自決と中華思想
第5章 蒋介石の国民政府の時代―構造不変の中華帝国
第6章 共産党の民族政策―それは解放なのか?
孫文、蒋介石、毛沢東といった中国近現代史における重要人物の民族問題に関する発言を丹念に検証。現代中国のアキレス腱、民族問題の根源をさぐり、中国の異民族支配に通底する中華思想を読み解く。