- 孫子
-
解答のない兵法
書物誕生 あたらしい古典入門
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2009年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000282901
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[BOOKデータベースより]
はなばなしい戦史もなく、必勝の極意もない。二四〇〇年前に生まれたそんな小さな書物が、今なお「最高の兵法書」でありつづけるのはなぜか。注釈を施した三国志の英雄曹操、旗印とした武田信玄から、一八世紀のイエズス会士、アメリカ海兵隊指揮官、労働組合活動家にいたるまで、おびただしい数の読者はそこに何を読み取ったのか。前近代中国・日本における受容はもとより、近現代における世界的規模での「聖典化」にも着目、広い視野のもとに『孫子』の読書史を追跡する。さらに、平安時代写本『群書治要』に収録された『孫子兵法』、勝敗を決定づける原理を解明する「形篇」「勢篇」、現存最古の翻訳である西夏語訳などをとりあげ、その珠玉のことばを味読する。
第1部 書物の旅路―不敗への欲望(戦いの言語化―『孫子』の原型;成立と伝承;日本の『孫子』―江戸時代末期まで;帝国と冷戦のもとで)
[日販商品データベースより]第2部 作品世界を読む―辞は珠玉の如し(帝王のために―『群書治要』巻三三より;形と勢―永禄三年の読み;不確定であれ―銀雀山漢墓出土竹簡「奇正」;集団と自然条件―西夏語訳『孫子』より)
華々しい戦史もなく、必勝の極意もない。そんな書物が「最高の兵法書」となったのはなぜか。曹操、武田信玄からアメリカ軍人、組合活動家まで、「孫子」2400年の読書史を追跡し、平易にして精妙な魅力を解読。