いつも香港を見つめて

往復書簡

岩波書店
也斯　四方田犬彦　池上貞子　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2008年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784000221658

内容情報

[BOOKデータベースより]

「返還」十年、香港はどう変わったか。バブル崩壊後十五年、東京はどこへむかったか。街角の飲食から映画、文学まで、アジアの二大都市の現在と未来を、香港文学の第一人者と日本の比較文学学者が論じあう。記憶と旅立ちが鏡のように向かい合う、書簡による新しい批評の試み。

女王陛下とブルース・リー
変わりゆく日本イメージ
母語と料理
香港の食べ物
島とフェリーボート
盛り場の再開発
旺角と新宿を比較する
アジア文学のために
エズラ・パウンド計画
夕陽と詩歌の外
皇帝と国家に抗して
新しい眼鏡を買う
食べ物の言葉
往復書簡を終えて

[日販商品データベースより]

「返還」後１０年、香港はどう変わったか。バブル崩壊後１５年、東京はどこへ向かったか。香港と東京の生活空間から表象空間までを素材に、どこまでも変貌するアジアの２大都市を縦横無尽に論じる往復書簡。