ワルラスの経済思想

Ｌａ　ｐｅｎｓｅ´ｅ　ｅ´ｃｏｎｏｍｉｑｕｅ　ｄｅ　Ｗａｌｒａｓ．

慶應義塾大学出版会
アントワーヌ・ルベイロ　石橋春男　渡部茂　

• 価格: 4,400円（本体4,000円＋税）
• 発行年月: 2006年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784766411133

内容情報

[BOOKデータベースより]

ワルラスはいったい何を言いたかったのか？時に彼の社会的ビジョンを、時にカント、マルクス、エッジワースらとの対比を手がかりに、「交換」「収穫不変」「均衡」「資本蓄積」「貨幣」「利子率」などの諸概念を繋ぐ失われた統一性を探り出す。ワルラスの思想的統一性を解明する野心的研究。

第１章　経済学、道徳科学、および社会主義（科学、技術、および道徳学；ワルラスの社会概念）
第２章　ロビンソン・クルーソーの生産、あるいは自然との交換（生産と交換；効用と行動記述　ほか）
第３章　商品交換（ワルラスの説明；競争の理論と行為者の数の問題　ほか）
第４章　技術的分業（社会的分業と技術的分業；ワルラスの説明　ほか）
第５章　資本と時間（資本需要と割引現在価値；資本と資本市場）
第６章　貨幣（ワルラスの貨幣概念と貨幣理論の３つの問題；要論第１版　ほか）

[日販商品データベースより]

ワルラス経済学の思想的統一性を解明する野心的研究。ワルラスはいったい何を言いたかったのか？時に彼の社会的・政治的ビジョンを、時にカント、マルクス、エッジワースらとの対比を手がかりに、「交換」「収穫不変」「均衡」「資本蓄積」「貨幣」「利子率」などの諸概念を繋ぐ失われた統一性を探り出す。