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[BOOKデータベースより]
安禄山の乱の折、長安の都を落ちのびた玄宗皇帝は、臣下の反乱を抑えるため、愛する楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った。しかしそこに現れた胡の道士・黄鶴は、驚くべき提案をする。それは、尸解の法を用いて楊貴妃をいったん仮死状態にして難を逃れ、そののちに倭国―日本に連れて行き、ほとぼりをさますというものだった。しかしこの案は、恐るべき結末を迎えることとなった…。遡ること四十数年前。晁衡こと安倍仲麻呂が詩仙・李白苑に遺した手紙に記された、身の毛もよだつ顛末。空海は、倭国の言葉で記されたこの手紙を、柳宗元のために読み下す。一方、青龍寺の恵果のもとにも、妖しき影が現れ…。
[日販商品データベースより]楊貴妃の延命策が、恐ろしい結末を迎えることに。晁衡こと安倍仲麻呂が詩仙・李白宛に遺した手紙を読み下し、それを知った空海は…。中国歴史伝奇小説の金字塔、いよいよ佳境に。