日本文学史早わかり

講談社文芸文庫　まＡ４

講談社
丸谷才一　

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2004年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784061983786

内容情報

[BOOKデータベースより]

古来、日本人の教養は詩文にあった。だから歴代の天皇は詞華集を編ませ、それが宮廷文化を開花させ日本の文化史を形づくってきたのだ。明治以降、西洋文学史の枠組に押し込まれてわかりにくくなってしまった日本文学史を、詞華集にそって検討してみると、どのような流れが見えてくるのか。日本文学史再考を通して試みる文明批評の一冊。詞華集と宮廷文化の衰微を対照化させた早わかり表付。

日本文学史早わかり
香具山から最上川へ
歌道の盛り
雪の夕ぐれ
花
趣向について
ある花柳小説
文学事典の項目二つ
夷斎おとしばなし

[日販商品データベースより]

古来、日本人の教養は詩文にあった。だから歴代の天皇は詞華集を編ませ、それが宮廷文化を開花させ、日本の文化史を形づくってきたのだ。明治以降、西洋文学史の枠組に押し込まれて、わかりにくくなってしまった日本文学史を、詞華集にそって検討してみると、どのような流れが見えてくるのか？　日本文学史再考を通して試みる、文明批評の一冊。詞華集と宮廷文化の衰微を対照化させた早わかり表付。


古来、日本人の教養は詩文にあった。だから歴代の天皇は詞華集を編ませ、それが宮廷文化を開花させ日本の文化史を形づくってきたのだ。明治以降、西洋文学史の枠組に押し込まれてわかりにくくなってしまった日本文学史を、詞華集にそって検討してみると、どのような流れが見えてくるのか。日本文学史再考を通して試みる文明批評の1冊。詞華集と宮廷文化の衰微を対照化させた早わかり表付。