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[BOOKデータベースより]
18世紀後半、アイルランド貴族出身の二人の女性が、一見奇矯とも思える友情に結ばれて駆け落ちをする。当時エレナーは39歳、セアラは23歳だった。それから50年間、一晩として離ればなれになることなく、北ウェールズの小村スランゴスレンに隠棲した。彼女たちの友情は「ロマンティックな友情」と呼ばれ、時にレズビアンとして好奇の目に晒されることもあった。結婚もせず、男装でいることもまた、社会の常識を逸脱していた。その一方で、スコットやワーズワスのような著名人が辺鄙な小村へ二人に会うため、わざわざ足を運んだこともまた事実である。果たして、この「ロマンティックな友情」が意味する愛の形とは?結婚より自由を、富裕より清貧を、社交より孤高を、安定より波乱を選んだ二人の女性の歳月。
第1章 貴婦人の出奔
[日販商品データベースより]第2章 イギリス一八世紀と「ロマンティックな友情」
第3章 選択する女たち
第4章 晴耕雨読の日々
第5章 日誌を読む―身辺雑記
第6章 日誌の中の「狂王」と「革命」
第7章 文学の中のプラース・ネウィズ
第8章 プラース・ネウィズの終幕
18世紀の後半、アイルランド貴族出身の2人の女性が一見奇矯とも思える友情に結ばれて駆け落ちし、北ウェールズの小村スランゴスレンに隠棲した。2人の貴婦人の希有な肖像を時代相を背景に描く。