- 総力戦と女性兵士
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2001年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787231918
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[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦という総力戦は、女性もさまざまな形態で動員した。正規軍兵士として急降下爆撃機に乗り込んで戦ったソ連の女性兵士、正規軍でありながらも非戦闘員=後方支援に限定されたアメリカ、そしてこの二国とは異なり、17歳から40歳までの女性を戦闘隊に編入する義勇兵役法を敗戦まぎわに成立させ、生産と竹槍を手にした戦闘をになう民兵=非正規軍として動員された日本―。ナショナリズムとジェンダーの力学が交差する総力戦という場を見据え、国家対国家の戦いを支える国民総動員と敵愾心とを扇動する戦時ポスターの表象分析も組み入れながら、女性の母性、娼婦性=従軍慰安婦、労働力だけではなく兵力としての動員という窓から、軍隊と軍隊を生み出す国家を考察する。
第1章 総力戦でのナショナリズムとジェンダーの力学
[日販商品データベースより]第2章 総力戦での女性動員
第3章 ソ連での女性兵士創出
第4章 アメリカでの女性兵士創出
第5章 日本での女性兵士創出
第6章 三国の女性兵士創出の類型化
ナショナリズムとジェンダーの力学が交差する総力戦という場を見据え、ソ連・アメリカ・日本の総力戦における女性兵士創出に焦点を当て、軍隊と軍隊を生み出す国家を考察する。