- 説話の森
-
中世の天狗からイソップまで
岩波現代文庫 B41
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2001年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006020415
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[BOOKデータベースより]
神話・伝説・童話・仏教話など、伝承の堆積である説話集―相次ぐ戦乱に、生死の苦悩にさらされた中世のひとびとは、救いの道や処世の知恵を説話に求めた。それは天狗や龍の住む異界との接点でもあった。『今昔物語集』『宇治拾遺物語』や絵巻類の断面から説話世界の深層に分け入り、歴史の真相、中世びとの心理に迫る。
1 説話の森(天竺から来た天狗―「大豆の僧正」考;怨霊から愛の亡者へ―位争い伝承の変転)
2 説話の誕生(猿を救った獅子―説法の庭;蝉丸の琵琶―密室の対座 ほか)
3 説話の深層(女盗人二題―京の闇;昇らなかった龍―伝承ともどき ほか)
4 説話の風景(きのこの不思議―説話の本草学;動物たちの声―鳥獣戯画と芸能 ほか)
5 説話の中世(雑談の時代―説話の表現史)