- 偏見というまなざし
-
近代日本の感性
青弓社ライブラリー 13
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2001年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787231833
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[BOOKデータベースより]
近代日本という時代に個人や集団がアイデンティティを見いだすために、時代に即応した感性や感覚のあり方が用意され、人々はそれを身につけることを要請された。ときに教育され、扇動・動員され、あるいは置き忘れられていったさまざまな感性。その葛藤と順応の様相を文化史のなかで検証し、近代における公共空間と個人との関係や、メディアによって変容されていった個人の主体の問題を浮かび上がらせる。感覚の抑圧と近代主義、観察する技術と視線の偏向、文学史における性と生、ヒステリー観の変遷、戦時雑誌の公共性、ポートレートとジェンダーの問題など、これまで自明視された枠組みを揺さぶり、メディア論・文化研究の新しい視角を提示する刺激的な論集。
第1章 KNOW THYSELF?―猫の観相学
[日販商品データベースより]第2章 明治末、超感覚を定位する―催眠術・千里眼・科学
第3章 ヒステリー―メディアのなかの病
第4章 読書としての文学史―文学史の「性」と「生」
第5章 出版バブルのなかのファシズム―戦時雑誌の公共性
第6章 近代的視線と身体の発見
第7章 「聴く」ことからの音楽
第8章 感覚の抑圧と近代主義
第9章 「障害者」差別に関する断想―一介助者としての経験から
感覚の抑圧と近代主義、観察する技術と視線の偏向、文学史における性と生、ポートレートとジェンダーの問題など、これまで自明視された枠組みをゆさぶり、メディア論・文化研究の新しい視角を提示する論集。