- クオ・ヴァディス 下
-
福音館古典童話シリーズ 37
Quo vadis.- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2000年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784834016789
[BOOKデータベースより]
ネロの時代のローマを背景に、迫害される初期キリスト教の運命を描いた、愛あり冒険ありの血湧き肉躍る物語。ノーベル文学賞を受賞したポーランドを代表する歴史小説家の代表作。
[日販商品データベースより]暴君として知られるネロが独裁政治を行っていた一世紀中頃のローマ。皇帝を頂点とする「権力と物質の力」の世界は、なにものによっても覆されることはないかに見えました。しかし、ひたひたと満ち来る潮のごとく、帝国の足下を浸食する力がありました。愛の教えを説く救い主を信仰する人達でした。本書は、この二つの力が長大な物語の枠組みともなり、主題ともなり展開されていきます。ローマに取材し描かれた津田櫓冬氏の挿絵が圧巻。
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暴君ネロが君臨していた古代ローマでの、初期キリスト教の布教と迫害が描かれた、世界的名作です。
現実の厳しさと、信仰を通して、正しさとは何か、幸せとは何か、愛とは何か、勝利とは何かを、いろんな登場人物の価値観を通して多角的に描かれていました。
一番感動したのは、最後の方で、聖ペテロが幻を見て、このタイトルの
「クオ・ヴァディス・ドミネ…」
(主よ、何処へ行かれたもう)
と言うシーンです。
小学校上級生から読めるように考慮されていますが、
思春期に入ってからの方がいいかもしれません。
上下巻ともものすごく分厚いので、くじけそうな方は、先にレンタルされているドラマを見ておくとわかりやすいかもしれません。
それでもやはり、ドラマには描かれない心の葛藤が本には事細かく描かれているので、最終的に本の方がお勧めです。(ベーベさん 30代・長野県 )
【情報提供・絵本ナビ】