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[BOOKデータベースより]
時は大正元年。高等学校進学のため上京した十六歳の小太郎は、ひょんなことから本郷菊坂の「文遊堂」に身を寄せる。そこは主人の寿太郎を始め一風変わった、文化人たちの溜まり場だった。その酔客の中に、美しいが孤高の雰囲気を持つ、銀月という男がいた。知らず、彼を意識していく小太郎…。著者渾身の書き下ろし、大正浪漫小説。