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タイトルの「雪の上のなぞのあしあと」の謎解きはもちろんですが、
飼育員の「ぼく」が、宿直で暗い夜の動物園で一人きり、
動物達を訪ねて歩く描写にドキドキしました。
暗闇の中、「ぼく」の懐中電灯に照らされた動物達は、
無防備な寝顔が可愛らしかったり、
夜行性で活動的だったり、
暗闇に光る目が不気味だったり・・・
昼間とは全然違った顔を見せてくれます。
作者のあべ弘士さんは、北海道の旭山動物園の飼育員として働いてらっしゃったとのこと。
絵も文章も、さすが!の説得力がありました。
そして「ぼく」は、ブルドーザーのような「雪の上のなぞのあしあと」を発見!
誰かが忍び込んだのか?動物が檻から逃げたのか?
動揺する「ぼく」のあわただしい動きが、
コマ割りでコミカルに描かれ、なんとも楽しいです。
さて、「あしあと」の正体は?
氷点下31度!の真冬の動物園のお話ながら、
読後感は、作者の動物への愛情を感じる暖かなものでした。
動物好きな園児さん〜小学校中学年くらいのお子さんにおすすめです。(ランタナさん 40代・埼玉県 男の子8歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】