[日販商品データベースより]
またまた地獄いきになってしまいまった軽業師のそうべえと、医者のちくあん、山伏のふっかいの3人。今度はふんにょう地獄におとされますが、えんま大王をふんにょう地獄に引きづりこんで、3人はまんまと、地獄と隣あわせの極楽に入りこみます。極楽に来られてうかれてさわぐ3人を見かねて、あみださまが注意をしますが、3人はラッパや三味線、鼓をたたいておおさわぎ。おこったあみださまにつかまって、地獄に送ってやると牢屋に入れられてしまいます。牢屋では、極楽で絵を描いた罪でつかまったという絵描きのゆきえもんと一緒になり、4人は牢屋をぬけでます。あみださまたちが花の蜜を飲んでいる宴会へ入り込んだ4人。ゆきえもんの作った美しい花の酒を飲んだあみださまたちは、愉快になってそうべえたちとおどりだして……。
『じごくのそうべえ』の続編となるシリーズ第2作。本作では、極楽を舞台に、そうべえたちが作者の分身(?)絵描きのゆきえもんとともに、掟で縛られた退屈な極楽を、愉快痛快に大暴れします。最後にはあみださまも、えんま大王も踊り出し、地獄も極楽もごっちゃになった、無礼講の大団円を迎えます。
テンポのよい関西弁の語り口調を、落語家や講談師になった気分で、ぜひ楽しんでいただきたい作品です。お父さんの読み語りにもおすすめです。
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「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ」…ではじまる、あのそうべえが、いつもの3人、山伏ふっかい、歯ぬき師しかい、医者ちくあんとともに今度は極楽で大暴れ!?一度は死んで地獄にいった4人ですが、糞尿地獄に落とされるときにえんま大王も一緒にひっぱりこみ、ふっかいのまじないでがちんがちんに固まらせてしまいます。「うわあー。うんこが、かちかちにかたまってしもたがなあ。うんこが、いたみたいになってしもたで。」「なにをすんねん。かちかちになって、うんこのいたから、ぬきもさしもならんがな。」・・・というわけで、いっしょに固まって困ってしまったえんま大王を脅し、ふっかい、しかい、ちくあん、そうべえの4人は極楽へ連れていってもらいます。気持ちのいいにおいと音楽で夢見心地の極楽ですが、じつはきゅうくつな「きそく」があり、しずかに花のうえにすわっていなければいけないとのこと。おもしろくないそうべえたちは、仏さまをちくあん先生の眠り薬で眠らせ・・・?4歳の娘に読むと「地獄」と「極楽」の世界の違いはぴんとこないようでしたが、でもなんだかおもしろいー!もう一回、もう一回読んで!という反応。ほかの「そうべえ」シリーズとあわせて読むと、より反応が楽しめそうです。さて結末は?「えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。」「そりゃ、えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。」と、えんま大王も仏さまもごちゃまぜのエンディング。爽快です!
(絵本ナビライター 大和田佳世)
息子の大好きな「じごくのそうべえ」の続編があったので読んでみました。
1作目に比べてちょっと長くて、ストーリーも地獄と極楽が
混ざっちゃうような、よりハチャメチャストーリーでした。
4歳の子には少し長いかなーとは思ったけど、今回もお馴染みの
そうべえ、ふっかい、ちくあん先生に閻魔さま登場で嬉しい。
えらいこっちゃ えらいこっちゃ と繰りひろげられるドンちゃん騒ぎが愉快でたまりません。
山伏のふっかいのまじないで、糞尿地獄が閻魔さまごと固まってしまったり(大爆笑!)
ちくあん先生のにおいぶくろで、極楽のあみださんを眠らせてしまったり。
やりたい放題のそうべえたち!
4歳の息子も何度も噴き出してました。
読みきかせ、もちろん関西弁イントネーションでノリノリに。
地獄の閻魔さまはドスを効かせた声に。
極楽のあみださまはちょっと優しく上品な声でやってみました。
読んでる親もなんだか楽しくなってくる「そうべえシリーズ」最高☆
それと極楽の色合いが、いかにも汚ーい感じの地獄と大違いでキレイ。
でも極楽はちょっぴり退屈そうで、地獄のほうが人間味があり楽しそうに
みえてしまいました・・・笑。
変かな。
続編もさらに読んでみます。(10月さん 30代・東京都 男の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】