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[日販商品データベースより]
冷戦下、CIAと関係を有していた民間のアジア財団が、日本の大学教職員や学生に対して展開した助成活動の実態と、その日本側の主体的な受容を実証的に解明する。反共という政治的意図を持ちながら、財団による支援は学生支援サービスや高等教育改革、大学人のネットワーク形成、課外活動の充実など、戦後日本の大学制度に長く受け継がれる結果を生み出した。財団の目的は達成されたのか、またその支援は日本側でどう解釈されたのかを、一次史料および当時の学生個人への直接インタビューによる調査から明らかにする。冷戦期の日米関係史と高等教育史の間を架橋し、今日の大学と国際政治の関係を考えるための新たな視座を提示する一冊。