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[日販商品データベースより]
自足による最大の果実は、心の自由である。
わずかなもので満足できない者は、何ものにも満足できない。
われわれが生まれるのは一度きりで、二度生まれることなどできない。
今日を楽しめ。隠れて生きよ――。
「快楽主義」は、その語感からつねに誤解を受けてきた。
いっぽうで、古代ギリシアのヘレニズム時代やローマ時代の人びとの心をとらえたのは、その思想が読む者の心に癒やしをあたえたからであろう。
心の平静を求め、友情を重視し、今現在に目を向ける……。
エピクロスを中心とする「快楽主義」の系譜をたどり、現代を生きるわれわれにも色褪せない、普遍的な魅力溢れる思想の本質を探る。
【目次】
序 章 激動の時代が求めた思想
I エピクロスの生涯と哲学
第一章 人と思想
第二章 継承者たち
第三章 原子論的世界
第四章 運命と自由意志
U 快楽主義を生きる
第五章 快楽主義とは何か
第六章 心を癒やす特効薬
第七章 友情について―エピクロスの園から
終 章 より善く生きるための哲学