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[日販商品データベースより]
本書の概要
多様な子供を誰一人取り残さないために、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が求められています。理科の授業には、例えば個人で予想し、班ごとに協力しながら実験を行い、結果を共有し、個々の考察から全体の結論を導き出すといった学習の流れがあります。この過程を通して、「個別」「協働」「全体」の往還が自然と生まれ、一人一人の学びが深まるのです。本書では、小学校理科の全単元の事例を取り上げ、学習形態を適切に組み合わせた単元や授業のデザイン、具体的な手立てやポイントなどを解説します。
本書からわかること
理科授業は「個別」「協働」「全体」の往還が機能しやすい
文部科学省の『みるみる』では、「個別」「協働」「全体」を適切に組み合わせた単元デザインの重要性が指摘されています。
理科の授業の流れに沿って考えてみると、例えば自然事象との出会いや問題の共有、結論の導出の場面では全体で学ぶことが有効です。一方、自分なりの予想を立てたり、考察をまとめたりする場面では、一人でじっくり考える時間が必要になります。 また、実験方法を検討したり、結果を比較したりする場面では、仲間との協働を通して自分の考えを見直し、学びを深めていきます。
このように、理科の授業では「全体→個別→協働→全体」という往還が生まれやすいといえます。教師がそれぞれの学習内容や活動場面の特質を理解し、適切なタイミングで指導することで、この往還がより効果的に機能するのです。