この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 海を渡った日本人 第1巻
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2003年11月発売】
- 本当は怖い百人一首
-
価格:713円(本体648円+税)
【2012年07月発売】
- 読むことのクィア
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2019年03月発売】
























[日販商品データベースより]
生涯600冊以上の作品を残した絵本作家・かこさとし。
「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」シリーズなど、世代を超えて親しまれてきた絵本の数々には、必ずといってよいほど「あとがき」が添えられています。そこには、作品ごとに込められた願いや背景、そして子どもたちへの深い思いが静かに語られてきました。
本書は、その貴重な「あとがき」を集成し、県立神奈川近代文学館で開催される〈生誕100年 かこさとし展〉の公式図録として編まれた一冊です。展示原画とともに読むことで、作品の世界をより深く、多角的に味わうことができます。
制作の経緯や創作の背景が明かされることで、なぜこの物語が生まれたのかが浮かび上がり、絵本の見え方が大きく変わります。戦争体験を経たかこが、二度と同じ過ちを繰り返さないよう子どもたちに託した願い、そして弱い立場の人々へ寄せるあたたかなまなざしは、読む人の心を強く打ちます。
さらに、美術史家・辻惟雄氏による「かこさとし先生の紙芝居」、元福音館書店取締役書籍編集部長・古川信夫氏による「だるまちゃんシリーズの源に立ち会って」、また加古総合研究所の鈴木愛一郎氏による「『青いヌプキナの沼』のあとがきについて」といった特別寄稿を収録。かこさとしの創作の魅力と意義に迫ります。
また本書は、「あとがき」から作品へと出会う“逆引き絵本ガイド”としても楽しめます。思いがけない一冊に出会い、心がふっと動く──そんな読書体験へと誘ってくれるでしょう。
本書「あとがきにかえて」より
各自ができる事で、少しでも、1ミリでもいいから、戦争をさせない、しない努力を集めないと、平和はこないし、平和は守れないのです。それには、戦争の時以上の辛い厳しさを覚悟しなければならないということです。その時は明日ではなく、今なのです。
かこさとし(2015年)
目次
・刊行にあたって
・まえがきにかえて「欠落紙芝居による修行」
・「だるまちゃん」シリーズ他篇
・「からすのパンやさん」シリーズ他篇
・「生きるということは、本当は、喜びです」篇
・あとがきにかえて