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[日販商品データベースより]
【内容紹介】
スマートフォンや無線LAN、IoTに加え、近年ではドローンやロボットなど多様な機器が無線で接続され、ワイヤレスネットワークは社会を支える重要な基盤技術となっています。本書は、無線通信やネットワークを初めて学ぶ学生・技術者を対象に、ワイヤレスネットワークを「電波がどのように伝わるか」「情報をどのように信号に載せるか」「複数の端末がどのように無線媒体を共有するか」という流れで体系的に理解できるよう構成した入門書です。
第1章では、無線通信システムの概要、通信の基礎、ネットワークプロトコルとレイヤについて説明し、本書全体を理解するための土台を整理します。第2章では、マクスウェル方程式からアンテナ、反射・透過・回折、自由空間伝搬、移動通信環境におけるフェージングやマルチパスまで、無線通信に不可欠な電波伝搬の基礎を扱います。第3章では、アナログ・デジタル変調、OFDM、移動通信、多元接続、チャネル容量、MIMOなど、現在の無線通信を支える信号処理・伝送技術を解説します。第4章では、ALOHA、CSMA/CD、CSMA/CA、Backoff、TCP/IPなどを取り上げ、アクセス制御からネットワークプロトコルまでを、通信効率やスループットの計算を交えて説明します。
さらに第5章では、基礎技術が実際にどのように発展しているかを理解できるよう、近年注目されている無線技術を取り上げ、RIS(Reconfigurable Intelligent Surface)による無線環境制御、ドローン通信とGNSS・RTKなどの測位技術、ワイヤレス電力伝送(WPT)の技術について丁寧に説明しています。基礎理論だけで終わらず、次世代のワイヤレス技術や応用までを一冊で見渡せることが本書の特徴です。また、各章の演習問題を通じて、式や理論を実際に使いながら理解を確認できるようにしました。
【本書を特に読んでほしい読者】
大学の電気・電子・情報通信系の学部生、特に3、4年生程度で無線通信やワイヤレスネットワークを体系的に学びたい学生を主な対象としています。高専生や大学院生の導入・復習用のほか、無線LAN、移動通信、IoT、ドローン、ワイヤレス電力伝送などに関わる企業技術者・研究者が、無線通信の基礎から応用までを整理するための参考書としても利用できます。
【関連キーワード】
ワイヤレスネットワーク、無線通信、アンテナ・電波伝搬、OFDM、MIMO、CSMA/CA、無線LAN(Wi-Fi)、RIS、ドローン通信、ワイヤレス電力伝送(WPT)