- 老いてはいられません
-
新しい未来に変えるために
きずな出版
ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2026年10月
- 判型
- 46
- ISBN
- 9784866633503

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[日販商品データベースより]
「もう年だから」を、今日でやめてみませんか。
60代、70代、80代――年齢を重ねるにつれ、「今さら新しいことを始めても」「この服は若すぎるかしら」「もう無理をしないほうがいい」と、自分で自分の可能性にふたをしてしまうことがあります。
けれど、本書が伝えるのはまったく逆の生き方です。人生100年の時代、60歳からだって新しいことは始められる。大切なのは年齢という数字ではなく、「やってみたい」「面白そう」と心が動くこと。その気持ちに素直になるだけで、昨日とは違う人生が始まります。
著者が語るのは、きれいごとだけではありません。戦争中、わずか4歳で目の当たりにした理不尽、戦後の貧しさ、働きながら身につけた教養や社交、そしてインドネシアのスカルノ大統領との運命的な出会い。大統領夫人となった後も、政変、亡命、事業への挑戦など、人生は何度も大きく姿を変えていきます。そんな波乱に富んだ経験があるからこそ、「人生は何度でも選び直せる」という言葉に力があります。
もちろん、女性なら気になる美容やおしゃれの話もたっぷり。眉をほんの1ミリ変える、髪型を変えてみる、口紅をさす、好きな色の服やスカーフを身につける――。高価なものに頼るのではなく、今の自分をよく見て、今の自分に似合う美しさを愉しむ。その工夫が紹介されています。年齢を重ねたから暗い色を選ばなければならないわけではありません。口紅一本でも顔色や表情、そして気分まで変わるのです。
本書の魅力は、「若く見せること」をすすめているのではないところです。目指すのは、若さを競うことではなく、今日の自分を大切にして、女性であること、そして生きることそのものを愉しむこと。年齢に合わせて自分を小さくする必要などない、と背中を押してくれます。
さらに、人との出会いや旅が心に新しい風を運ぶこと、自分の幸せは自分でつくること、そして年齢を重ねた人こそ、自分の意見を社会に伝えてほしいというメッセージも。長い人生で経験してきた成功も失敗も、喜びも悲しみも、決して過ぎ去っただけのものではありません。それは若い人にはない、かけがえのない財産なのだと著者は語ります。
「これから何を楽しみに生きよう」と思うことがある方にこそ、手に取ってほしい一冊です。
髪型を少し変える。お気に入りの服を着る。会いたかった人に連絡する。行ったことのない場所へ出かける。ずっと気になっていたことを始めてみる。
そんな小さな一歩から、人生はまた動き出します。
60歳からも、70歳からも、80歳からも、未来はまだ選び直せる。
ページを閉じたとき、「私も明日、何か一つやってみよう」と思える。これからの日々を、もう一度楽しみにさせてくれる一冊です。