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[日販商品データベースより]
1982年12月、早稲田大学法学部に通う22歳の野間口真理子は突然この世を去った。
優しくて、聡明で、誰からも愛された彼女は、あの日何を思っていたのだろう。
突然娘を失った両親が「娘の生きた証を残したい」という思いから編んだ追悼の記録。
家族、恩師、友人たちの回想、そして彼女自身の作文や手紙を通して、その人生が静かに浮かび上がる。
残された部屋には、積み上げられた法律書とノート。窓辺では、お気に入りだった沖縄の貝の風鈴が静かに鳴っている。
「ただいま」と帰ってくるはずの娘は、もう帰らない。
なぜ、誰にも言えなかったのか。なぜ、誰も気づけなかったのか。
大切な人を想うすべての人へ。胸に深い余韻を残す、静かな追想集。
※この書籍は2023年に出版された『ふりむいて 真理子』のリニューアル版です。