- 夏目漱石 偶然性の文学
-
国学とプラグマティズムから
ひつじ研究叢書(文学編) 19
- 価格
- 8,250円(本体7,500円+税)
- 発行年月
- 2026年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784823413124
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[日販商品データベースより]
自由と独立と己に満ちた漱石文学の主人公は、偶然性にしてやられ、なぜか他動的である。本書は漱石文学を偶然性から再考し、そのために国学とプラグマティズムの視座を導入した。漱石は、藤岡作太郎との交友を通して上田秋成の文業を継承し、同時にジェイムズ兄弟とチャールズ・サンダース・パースの同時代人でもあった。固有性と普遍性、偶然性と必然性、自己本位と則天去私、これらの矛盾を統合したことに漱石の独自性がある。