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[日販商品データベースより]
◆百句シリーズに森田峠が登場!
写生主義を貫く
私の実父であり、「かつらぎ」前主宰の森田峠は、大正一三(一九二四)年一〇月一六日に大阪府北河内郡四条村野崎(今は大東市)において母・シュンの実家で生まれた。
峠という俳号は、二〇歳の時に先輩俳人に連れられて小諸へ疎開していた虚子を訪れた時に決めてもらったという。しかし、「ホトトギス」への投句は、虚子から年尾に替わった後、ほどなく止めて「かつらぎ」一本になっている。昭和三七年に「かつらぎ」編集長となり、以後平成二年に阿波野青畝から主宰を継承した後も兼務し、結局五〇年間務めた。
「かつらぎ」に昭和四二年から連載していた『青畝句集「万両」全釈』を昭和五一年一月に角川書店から出版。峠自身がまえがきにおいて「昭和の古典」と呼ぶ難解な句集を高校の国語教師らしく、〈季語〉〈通釈〉〈鑑賞〉として全句を解説した労作である。
峠の文章を読んで感じることは、常に相手が理解できるように完璧な表現をしていることである。殊にテニヲハについては細かく注意を向けていることに感心させられる。
昭和六十一年に上梓し、第二十六回俳人協会賞を受賞した句集『逆瀬川』のあとがきには、「一貫して子規以来の写生主義である。純粋に生きんがために純粋な写生句を作り続けたいと念じ続けてきた」と記し、また平成十一年に上梓した『牧開』のあとがきには、「写生主義を一流儀とは考えず、俳句本来の在り方としてとらえ、季節現象との年々歳々新たなる出合いを詠みとめてゆく」と記している。
(解説より)