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デザイン・ファッションから農業・食文化まで 法政大学イノベーション・マネジメント研究センター叢書 30
白桃書房 木村純子 陣内秀信
点
イタリアがもつ奥深さを学び、日本が直面する地方消滅危機を乗り越える。産業集積、テリトーリオ、および地域循環型フードシステムの重要性を訴え、現代社会における価値観のパラダイム・シフトを促す。
第1部 テリトーリオを産業集積と農業の二側面から読み直す(北伊都市コモの絹織物産業の発達にみるテリトーリオの底力;イタリアの産業地区、地域に関する研究の系譜;イタリアにおける産業集積論の理論的展開―アンドレア・マレスコッティ氏インタビュー;地域に根ざした農業・食品システムの競争力―産業集積論からの発展;都市計画の領域から捉え直すイタリアの産業集積地と田園;ピエモンテ州ランゲ地方にみる「デザイン文化」1990年初頭、ランゲが話題のトップにくることはなかった)第2部 テリトーリオの理論と実践のさらなる展開:風景と食を焦点として(テリトーリオとパエサッジョ―田園の価値を高めたふたつのキー概念;テリトーリオ食料システムの誕生―1968年と77年におけるイタリア新左翼運動の転換から;食産業で形成されるテリトーリオ―プロシュット・ディ・パルマ、パルミジャーノ・レッジャーノ、濃縮トマトを事例として;ナポリのテリトーリオ―街のアイデンティティを支える食文化;トスカーナ州の営農方法からみたテリトーリオの類型化とその再生メカニズム;地域への誇りと愛着が創る持続可能な地域社会;イタリア流テリトーリオの底力)
小社では、『イタリアのテリトーリオ戦略』(2022年)と『南イタリアの食とテリトーリオ』(2024年)と刊行してきた。いずれも高度な内容ながら高く評価され、『イタリアのテリトーリオ戦略』は7刷を数えた。イタリアといえば、長い歴史と華麗な文化を誇る「都市の国」のイメージが強かった。しかし本シリーズでは、中小都市の復興が顕著になった 80年代半ば以降の、そのまわりに広がる「田園」との連携に着目している。すなわち、スローフード運動の台頭も相まって地域の固有性を誇る食文化の評価が高まり、過疎で悩んでいた農村の復権・再生への動きが強まる中、その根底にある、土地に根ざした「テリトーリオ」(地域 / 領域)を鍵概念に据え、多角的にその意味や価値を分析、考察してきた。第3弾となる本書は、デザインやファッションなどイタリアならではの産業にも着目し、より大きな枠組みでテリトーリオを論じる。すなわち産業集積論をテリトーリオの観点から捉え直しており、グローバル化を乗り越え、地域の中小企業と住民の暮らし、そして生産者の誇りなどが一体となった空間や環境保護に根ざした産業、そして地域発展に向けた方法論を提示する。グローバル化のあり方が問い直されている今、イタリアの諸文化・産業に関心がある方にはもちろん、より広い読者に訴求するであろう。
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三田紀房
価格:586円(本体533円+税)
【2009年01月発売】
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
イタリアがもつ奥深さを学び、日本が直面する地方消滅危機を乗り越える。産業集積、テリトーリオ、および地域循環型フードシステムの重要性を訴え、現代社会における価値観のパラダイム・シフトを促す。
第1部 テリトーリオを産業集積と農業の二側面から読み直す(北伊都市コモの絹織物産業の発達にみるテリトーリオの底力;イタリアの産業地区、地域に関する研究の系譜;イタリアにおける産業集積論の理論的展開―アンドレア・マレスコッティ氏インタビュー;地域に根ざした農業・食品システムの競争力―産業集積論からの発展;都市計画の領域から捉え直すイタリアの産業集積地と田園;ピエモンテ州ランゲ地方にみる「デザイン文化」1990年初頭、ランゲが話題のトップにくることはなかった)
[日販商品データベースより]第2部 テリトーリオの理論と実践のさらなる展開:風景と食を焦点として(テリトーリオとパエサッジョ―田園の価値を高めたふたつのキー概念;テリトーリオ食料システムの誕生―1968年と77年におけるイタリア新左翼運動の転換から;食産業で形成されるテリトーリオ―プロシュット・ディ・パルマ、パルミジャーノ・レッジャーノ、濃縮トマトを事例として;ナポリのテリトーリオ―街のアイデンティティを支える食文化;トスカーナ州の営農方法からみたテリトーリオの類型化とその再生メカニズム;地域への誇りと愛着が創る持続可能な地域社会;イタリア流テリトーリオの底力)
小社では、『イタリアのテリトーリオ戦略』(2022年)と『南イタリアの食とテリトーリオ』(2024年)と刊行してきた。いずれも高度な内容ながら高く評価され、『イタリアのテリトーリオ戦略』は7刷を数えた。
イタリアといえば、長い歴史と華麗な文化を誇る「都市の国」のイメージが強かった。しかし本シリーズでは、中小都市の復興が顕著になった 80年代半ば以降の、そのまわりに広がる「田園」との連携に着目している。すなわち、スローフード運動の台頭も相まって地域の固有性を誇る食文化の評価が高まり、過疎で悩んでいた農村の復権・再生への動きが強まる中、その根底にある、土地に根ざした「テリトーリオ」(地域 / 領域)を鍵概念に据え、多角的にその意味や価値を分析、考察してきた。
第3弾となる本書は、デザインやファッションなどイタリアならではの産業にも着目し、より大きな枠組みでテリトーリオを論じる。すなわち産業集積論をテリトーリオの観点から捉え直しており、グローバル化を乗り越え、地域の中小企業と住民の暮らし、そして生産者の誇りなどが一体となった空間や環境保護に根ざした産業、そして地域発展に向けた方法論を提示する。
グローバル化のあり方が問い直されている今、イタリアの諸文化・産業に関心がある方にはもちろん、より広い読者に訴求するであろう。