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[日販商品データベースより]
古城やローレライが連なるライン河の風光明媚な景色は、風景の奥に隠れた物語、水面で揺れるような感情の陰影の名残を偲ばせる。
本書は、ドイツ文学・文化研究者である著者が、ラインに刻まれた歴史と、そこに重なる「恋する女たち」の物語を丁寧に掘り起こした文化紀行である。登場する女性たちは、いずれもその時代の価値観や社会構造のなかで、恋や葛藤を抱えながら生きた存在だ。古代ゲルマン世界では、トゥスネルダが恋ゆえにローマ帝国と対峙し、中世叙事詩『ニーベルンゲンの歌』には、クリームヒルトの一途すぎる恋心が刻まれている。近代に目を移せば、イルムガルト・コインが描いたモダンガールたちが、都市の喧騒と新しい価値観の波のなかで、自らの恋と自由を模索する。ローレライ伝説の乙女像は、時代ごとに変奏されながら、川の流れとともにそのイメージを形づくってきた。そしてヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、神への愛に身を捧げた宗教者として、精神の高みと人間的な情熱のあいだを生きた。
旅の風景は、時代を越えて響き合う人の思いの記憶を呼び覚ます。
水辺の風景を愛する人に。物語を愛する人に。そして、かつて恋をしたすべての人に贈る、ライン河の恋の心象風景を巡る旅。