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[日販商品データベースより]
写生の技法が向上し、よりリアルな表現が追求された江戸後期、実際の風景を見たままに写しとろうと試みた作品群が遺されている。本書が「実景図」と称して分析するこれらの作例は、時に険しい旅路において描かれたものであり、その描写の背後には、絵師の視点や画風の流行のみならず、公の事業や時の為政者の存在があったはずである。一方で、これら実景図と地理情報を提供する絵図との境界は曖昧であり、美術史学においては個別の作例への言及に留まる傾向にあった。
本書は、実景を描いた作品群の背景にある権力関係を探り、地誌編纂事業や幕府の対外政策といった多彩な視座から読み解くことで、近世の文化の諸領域を横断する知の営みを描き出し、画派という括りでは見えてこなかった近世絵画史の一様相を浮かび上がらせることを試みる。