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[日販商品データベースより]
本書の目的は、はじめてコンピュータを学ぼうとする人たちに向けて、学生であっても社会人になっても必須であるパソコンやネットワークの基礎知識、情報の検索や利用のあり方、情報発信の心得と情報セキュリティについて解説するとともに、パソコンの基本的な扱い方やソフトウェアの利用法をできる限り広範囲にかつ平易に解説することにある。本書は理工系学部・学科の初年度の大学生を対象とする情報処理の入門的授業の教科書として使用することを前提に記述されているが、独学で利用する場合であっても、インターネットの情報検索で用語を調べるなどすれば、十分読みこなせるであろうと期待している。
このたび、第2版を刊行するにあたり、学生諸君のWindows PCに対する基礎知識の向上をふまえ、8年前の初版時点ではまったくの初心者を対象としていたが、本書第2版では高校教育の「情報」科目ですでにWindowsにふれたことのある読者を想定することとした。そのため、初心者向けの解説は省き、そのページ数を理工系大学教育の実践的な教育に配分することができた。
本書は第1章“コンピュータ入門”の中で、パーソナルコンピュータ、ソフトウェア、ネットワーク、情報の表現について解説する。第2章でWindowsとウェブブラウザの操作方法、第3章ではインターネット情報の検索と利用や、生成AIとの付き合い方、情報倫理についてページを割いた。後続の章では演習項目として、電子メール、ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーション、ウェブページの制作、文書処理システムLATEXを取り上げている。これらは今日の理工系学生ならばマスターしておきたいコンピュータリテラシーといえよう。
本書はWindows 11のパソコンを用いてMicrosoft 365アプリケーションでの演習内容を実際に読者が体験して学習することを想定している。その具体的なコンピュータ利用の過程で多くの生きた知識を獲得するとともに、情報処理の重要性と可能性を体験することになる。その経験はコンピュータを自分の専門分野の中で活用するときにも必ず役立つことになるものと期待している。