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[BOOKデータベースより]
正義・生政治・人間形成の交差点から教育と政治を問い直す。教育の再政治化を批判的に引き受けつつ、規範的教育学の可能性/不可能性を提示する。
教育と政治を編み直す
[日販商品データベースより]第1部 正義(現代リベラリズムは教育制度・政策にいかなる規範を提示しうるか―ブリッグハウス/スウィフトの教育の正義論からの考察;国民の責務としての公教育―教育の平等から教育の正義へ;教育のグローバルな正義と運命愛―他者の善き生への関与はいかに根拠づけられるか;教育の正義とプラグマティズムの射程―教育政策、カリキュラム、可謬主義)
第2部 生政治(「教育」と「政治」をどのように編み直すか―「近代的主体」でもなく、「エージェンシー」でもなく;権力のメカニズムとしての楽観性―情動的な執着の効果;ジャック・デリダと〈不可能な歓待〉の場としての学校;利益(interests)の生政治―包摂/排除の境界事例としての「重度障害児」をめぐって;遺伝子改造とアイデンティティ)
第3部 人間形成(子どもと接するように政治を営む―ケアの倫理から考える「政治の教育化」;「「である」ことと「する」こと」考―丸山眞男の存在論と人間形成観;「教え」の復権をめぐる教育と政治;主体形成論として読むウィリアム・E・コノリー―エージェンシーをめぐる問題系;民主教育論の再検討―「生き方の様式」に照らして)
規範的教育学の再構築に向けて
教育と政治の関係とは何か、「正義」「生政治」「人間形成」の3つの視点から理論的に問い直し、教育哲学と政治理論の架橋を目指す。
本書は、教育の規範をどのように導き出すことができるのかということについて、規範的政治理論と教育哲学を接合させる可能性を探る。一方、規範を提示すること自体が生権力になりうるのではないかという問題意識から、規範のもつ権力性を問い直し、批判するための視座として、生政治論を援用し教育の権力性について考察する。