- ぐるぐるまわる ケアの倫理がひらくもの
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2026年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784889003512
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[BOOKデータベースより]
1章 ケアとはなにか(人間にとってのケア;強い意味でのケアの実践的特徴;広い意味でのケアを考える)
[日販商品データベースより]2章 家庭内でのケアは、どう扱われてきたか(不可視化されてきた家庭内でのケア;ケアの偏り;家庭内でのケアを議論の俎上にのせたのが、フェミニズム;ケアする人を、ケアする;ケアを実践としてとらえ、ケアの倫理が生まれた)
3章 資本主義社会とケア(資本主義の論理と、ケアは相容れない;市場は、ケアに依存しつつ、ケアに冷淡;気にかけあうコミュニティをつくるには;長時間労働で奪われた「余裕」;持続不可能な危機を、ケアから構想しなおす)
4章 ケアから、誰もが生きやすい社会を構想する(ケアの人間観;ケア実践は、自分ほぐしの契機となる;関心を向けること・気にかけること;応答する責任について;反・暴力という態度が要請される;尊厳が育まれる;ケア視点を政治に持ち込み、ケアがめぐる社会を)
5章 ケアしあえる職場づくりのために(職場は、傷つき・傷つけやすい場所;なぜ言葉は人を傷つけるのか;「ケアしあう」という考えを職場にも持ち込む;「余裕」は、ケアしあえるための資源;職場にケアする文化があれば)
私たちの日常が成り立っているのは、ケアがあるからだ。ぐるぐるとケアがまわっていないと私たちは苦しくなる。
ケアは人間社会の根幹であり本質だが、現実には冷淡に扱われている。人間にとって放棄できない営みだが、ケア労働の処遇に表れているように社会的に評価されず、一方で困っている人やしんどくなっている人のところにケアは届いていない。ケアがぐるぐるまわっていないのだ。
社会の「ケア不足」。それはなぜなのか。
ケアの倫理は社会が押しつけてくる規範とはかなり違う。それは「あたりまえ」を疑い、いまの社会を変革していく重要な「ものさし」のひとつになる。それが魅力なのだ。