- 隔離の文学 増補新装版
-
ハンセン病療養所の自己表現史
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2026年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784907078522
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[BOOKデータベースより]
サントリー学芸賞作家の原点。生命の砦か 隔離の檻か。閉ざされた世界の抑圧された人々が描きだす近現代日本―。刻々と消えゆく、美しくも痛ましい作品に寄り添いつつ、文学は生命の重みを描き得るのかを問う意欲作。新資料から療養所の性的少数者への考察を加えた増補新装版。
第一章 隔離する文学―「癩予防協会」と患者文学の諸相(療養所における文学の誕生;患者を誘う言葉;隔離の自画像;結びにかえて)
[日販商品データベースより]第二章 「断種」を語る文学―ハンセン病患者の文学にみる優生思想(園内結婚と「断種」;「癩予防協会」募集原稿に見られる「断種」観;戦後文学に見られる「断種」観;結びにかえて)
第三章 〈身振り〉としての「作家」―北條民雄の日記精読(二冊の日記;療養所の変化と知識人;〈身振り〉としての「作家」;強くて弱い自己;補節 「相談所患者」という存在)
第四章 「癩」の「隠喩」と「いのち」の「隠喩」―北條民雄「いのちの初夜」と同時代(「癩文学」の季節;「文学そのもの」という価値観;「いのちの初夜」読解;補節 戦後から見た北條民雄)
第五章 御歌と〈救癩〉―近代皇族の文学はいかに問い得るのか(両大戦間期の皇室変容と隔離政策;貞明皇后と〈救癩〉;御歌と神格化;一九五〇年代の優生手術;詩「無精卵」再読―「異質さ」の所以は問えるのか;結びにかえて)
ハンセン病者への隔離政策が確立する1930年代から、軍靴響くアジア・太平洋戦争期を経て、民主主義を謳歌する1950年代まで――この激動の時代に、病者自身が描いた文学作品を研究・考察した10章に、新たに1章を増補しました。
ハンセン病者たちは、自分たちを抑圧し、抹消しようとする社会風潮や国家権力と、いかに向き合ってきたのか。また逆に、どのような言葉を駆使して抗してきたのか。
本書は、終生隔離という極限状況に置かれた者が、いかにして「抑圧された生命を生きる意味」を紡ぎだすのかという問いに挑みます。