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[日販商品データベースより]
《問い》をつくりだす力は、学びを動かすエンジンだ!
「京都産業大学ハテナソンセミナー」での実践から生まれた《問いの技法大全》
「問いには力がある。問いは、学びを動かすエンジンである」――本書は、このような信念のもとに生まれた「問いづくりの実践書」と同時に、「問いとともに生きる力」を育むためのガイドブックである。2016年に「問いづくりメソッド」である「QFT(Question Formulation Technique)」と出合った著者は、その衝撃を原点として、教育現場・地域・企業などで「問いづくり活動家/クエスチョンデザイナー」として活動を重ねてきた。その実践から生まれた「ハテナソン(ハテナ+マラソン)」という問いづくりの共創イベントを軸に、対話と探究、そして研究などの場で「問いヂカラ」を育む方法を探究してきた。本書は、こうした10年にわたる実践の知見を凝縮し、理論・ワーク・物語を融合した構成で展開されたものである。
第1部では、主人公である「未知(みち)」が「問い」を通じて学びの世界を再発見していく物語を描いているが、読まれた読者は、内省的に「問い」を磨くプロセスを体験することになるだろう。続く第2部では、著者が担当教員を務める「京都産業大学ハテナソンセミナー」(全学共通・初年次教育科目:90分15回授業)での実践内容をモデルとした、実際に授業や研修で使える「問いづくりワーク」、「ファシリテーション技法」、「リフレクションツール」などを紹介し、教育・組織開発・キャリア探究など多様な現場において応用可能な「問いの技法」を体系化している。
「問いヂカラ」とは、単なる質問力ではなく、世界を見つめ直す感性であり、学びを生み出す創造的エネルギーである。AIが答えを出す時代になったからこそ、一人ひとりが「問いを立てる力」を取り戻すことが求められている。本書は、そんな時代に役立つ「知的コンパス」として、すべての学び手・教え手・働き手に贈る一冊となる。(さとう・けんいち)