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[日販商品データベースより]
11月27日に乃木坂46を卒業する久保史緒里さんの、初めての書き下ろしエッセイ『LOST LETTER』の発売が決定しました。
久保さんの部屋にはトップアイドルとして生きてきた9年間に綴った、けれども渡せなかった、約150通の手紙がありました。卒業発表直前の短い夏休みに、彼女は訪れた屋久島でその手紙たちを燃やすことにしました――。
その旅の道中や縄文杉への登山で去来した思いを綴ったエッセイと「嫌われたくない人間」であると自覚する久保さんが、読者に宛ててのその人生経験を凝縮して書き下ろした「17通の手紙」からなる1冊です。
幼い頃から卒業を目前に控えた現在に至るまでを振り返るロングインタビューに加え、手紙を手放した屋久島の夜と、手紙を綴ってきた自宅で撮影した貴重な写真も収録されています。
(撮影・細居幸次郎/田中瞳)
【久保史緒里さんコメント】
長いこと、アイドルを卒業するときに、これまでの生き方を自ら綴った本を作りたいと思っていました。乃木坂46からの『卒業』は私にとって、人生の大きな節目であると自覚していたからです。24年間で得たものを、一度ここに全て置いていきたい。人の目を気にしすぎる心で、どうしてアイドルという社会を9年間生き抜くことができたのか。何故、私はわたしなのか。この本が、生きづらい世の中で今日を生きるための休憩所に少しでもなれば嬉しいです。